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ペイオフ対策

とうとうペイオフが実施されて、銀行等の金融機関が破綻した場合に預けている預金が1000万円とその金利しか保証されなくなりましたが、対策はどうしてますか?
預金が1000万円もないから関係ないという人もいるでしょうが、対策をしておいて損はありませんし、対策をする事によって1000万円の預金がない人にもメリットがありますので、対策を考えられてはどうでしょうか。

今現在考えられるペイオフ対策は、
1.複数の金融機関に預ける。(一つの金融機関に預ける金額を1000万円以内にする)
2.決済用普通預金口座を作る。
3.株券に変える。
4.金(ゴールド)等に変えて銀行の貸金庫等に預ける。
5.タンス預金をする。
6.家の下に穴を掘って埋める。
等だと思います。

まず、1については、ペイオフ対策以前に複数の金融機関に口座を持っている人が多いと思いますので、ただ1000万以下に分ければいいだけです。
たまに一つの金融機関にしか口座を持っていない人がいるみたいですが、その場合は複数の金融機関に口座を作る事をお勧めします。
複数の口座があれば、用途別に使い分ける事も出来ますし、万が一 預金を預けている金融機関が破綻した場合、一時的に出金等が出来なくなった場合に対応出来るので便利です。

2については、あまり知られてはいないのですが、決済用普通預金とは全額保証される普通預金なのです。
普通の普通預金との違いは、ペイオフ対象外の代わりに利息が付かない事ですが、この低金利時代の利息は、あまり期待出来ないのでメリットがかなり大きい口座だと思います。
現時点でのペイオフ対策としては一番良い選択肢ではないでしょうか。

3については、個人的にはかなりおすすめなのですが、株取引の性質上、元金を割り損をする事があるので、微妙です。
反対にうまく取引すれば資産をかなり増やすことも可能なのですが、ペイオフ対策としては少し無理がありそうです。

4についても3で紹介して株取引と同じで元金割れをする可能性があるのでペイオフ対策としては無理がありそうです。

5については、泥棒や空巣が恐いので自宅のタンスに保管するのはやめましょう。

6については、最近ニュースで工事現場の地中から現金が出てきたように、昔はよくしていたそうですが、埋めた本人になにかあれば、現金の所在地がわからなくなるのでやめましょう。

5.6は冗談ですが、このコラムを参考にして(参考にならないかもしれませんが)何かペイオフ対策を考えてみてはどうですか。

2005年5月現在